【楽&効率的】一人暮らしの引っ越しの荷造りのコツを徹底解説!

更新日:2021/12/10 投稿日:2018/09/13

一人暮らしの引っ越しの事前準備

一人暮らしで引っ越しをする場合、することが多いのに仕事やプライベートもあるためなかなか荷造りが終わらないということがよくあります。
さらに引っ越しが無事済んでも、新居でいざ使おうとしたものが見つからないということもあるため、段取りよく荷造りをする必要があります。
そこで今記事では、効率よく引っ越しを進めるためのコツと梱包作業で役立つアドバイスをご紹介します。

早めに荷造りをしたほうがいいといっても、引っ越しまでに必要なものなどはいつ荷造りするべきか分からず直前に大騒ぎといったこともあり得ます。
そこで引っ越しにおいて、しておきたい事前準備について詳しく見ていきましょう。

持っていく物を選別するコツ

引っ越し準備でまずやらなければならないのは、段ボールに荷物を入れることです。
とはいっても、手当たり次第に詰め込むと重くて運べない、また用意していた段ボールが足りないといったことにもなりかねませんし、荷物が多ければ追加料金がかかることもあります。
そこでまずは持っていく物を選別しましょう。
使っていない物、不用品は早めにまとめてリサイクルに出す、処分することを優先して実行しておくことをおすすめします。

用意するべき必須&お役立ちアイテム

引っ越し準備で荷物をまとめる前に、まずは必須の道具やアイテムを揃えてから始めましょう。
ここでは用意すべきものとお役立ちのアイテムを詳しくご紹介します。

1.段ボール

引っ越しに必要な段ボールは、業者から事前にもらえるか確認しましょう。赤帽の場合は、ご自身でご用意して頂きます。
無料で手配する場合は近所のスーパーやドラッグストア、ホームセンターなどで段ボールがもらえるか確認してみましょう。両手で持ちやすく厚めの段ボールを選ぶのがコツです。最近では、ネット通販で引越しダンボールセットなど販売されているのでそちらを購入するのも便利です。

2.緩衝材(新聞紙・プチプチなど)

食器や小物など破損しやすいものを段ボールに詰める際には、緩衝材が必須です。お皿の場合は新聞紙をはさむことでズレを防止します。
また、新聞紙は丸めて隙間に入れることで緩衝材代わりになりますので、多めに用意しておくといいでしょう。また空気が入ったビニールで作られたエアーキャップ(プチプチ)は、ホームセンターや100円ショップで販売しています。
カットして使えますのでこちらもあると便利です。

3.テープ類(ガムテープ・養生テープ)

引っ越しの荷物をまとめる際に必須なのがテープ類です。
段ボールの封をする際には、切りやすく頑丈な布テープを使いましょう。強度を高めるため、段ボールの底は十字に貼るのがおすすめです。さらに引き出しや扉の飛び出しを防ぐために、養生テープもあると便利です。
はがす前提で作られているため粘着力は弱いですが、運ぶ人に注意をうながす役目やメモ書きに使える利点もあります。

5.油性マーカー

段ボールやガムテープ、養生テープなどへのメモ書きに使用します。
段ボール箱などに直接メモ書きができる、やや太めのものがいいでしょう。

6.圧縮袋

かさばりがちな布団や服をまとめるために、圧縮袋を用意しておくことをおすすめします。
特に布団はそのままだと大型の荷物としてカウントされるため、料金が高くなってしまいます。圧縮して段ボールに詰めれば、ひとまとめにできるメリットもあります。
ホームセンターのほか、100円ショップでも購入可能です。

7.工具(ドライバー・レンチ・ハサミ・カッター)

ガムテープのカットや段ボールの開封のために、ハサミとカッターはすぐ使える場所に用意しておきましょう。
また組み立て家具はバラバラにしたほうが運びやすく、破損も防げます。
ドライバーやレンチを用意しておくのもいいですが、組み立て時に使用した付属の工具があれば一緒にしておくと、解体時・組み立て時にすぐ使用できて便利です。

8.滑り止め付きの軍手

けがの予防に軍手は必需品です。
ただし普通の軍手は段ボール箱を持ったときツルツル滑るので、滑り止めのゴムなどが付いたものを用意しましょう。

【アイテム別】梱包の方法とコツ

上手に梱包するためにも、アイテム別に知っておきたい梱包の方法やコツをご紹介します。

割れ物の梱包のコツ(食器など)

食器やガラス小物など割れ物を梱包する場合、ひとつずつ梱包することが必要です。
重ねるなどしてまとめて梱包すると、食器同士がぶつかって割れてしまいます。
新聞紙や緩衝材で包んでから重ねて段ボールに入れ、隙間にも新聞紙を丸めて入れるようにしましょう。急須など、フタや持ち手が外れる物は分解してそれぞれ梱包するのがコツです。

かさばるものの梱包のコツ(服・タオル・布団・カーテンなど)

枚数がありかさばるものは、まとめて詰め込むとシワになったり、どこに入れたかが分からなくなったりしがちです。
それぞれ梱包のコツを詳しく見ていきましょう。

  • 服やタオル
    引っ越し業者から専用のハンガーボックスがもらえるのであれば、それを使うのがおすすめです。専用の箱がない場合は、シーズンオフの服から段ボールに梱包していきます。タオルも使わない物から段ボールに梱包しましょう。
    服やタオルは当日まで使うものなので引っ越し前後の2日~3日分は残しておきましょう。
  • 布団
    布団はかさばるため圧縮袋に入れるのがおすすめです。
    引っ越し当日に圧縮して段ボールに入れるようにしましょう。
  • カーテン
    カーテンは引っ越し当日に梱包します。
    厚手のカーテンの上にレースのカーテンを重ね、折りたたんで段ボールに梱包します。引っ越し先ですぐに使うことができるよう、大きく畳むのがコツです。

服やタオルを衣装ケースに保管している場合、そのまま荷物として運べます。
ただ、運ぶ際に引き出しが飛び出す恐れがありますので、養生テープで引き出しを留めておくようにしましょう。

家電・家具の梱包方法

引っ越しで最も大変なのが家電や家具の移動です。
家電や家具は梱包する必要はありません。引っ越し業者にお任せしましょう。ただし、冷蔵庫や洗濯機は事前に水抜きが必要なので、取扱説明書で確認して実施しておきましょう。
冷蔵庫は冷凍室の霜取りも早めにしておくようにします。
また、組み立て式の家具は、分解可能なものはしておくと運びやすくなりますので、できるものはしておきましょう。

開封済みの液体物の梱包方法

調味料など開封済みのものは、移動の際に中身が飛び出さないようにする必要があります。
キッチンペーパーで覆って輪ゴムで縛り、ビニール袋で包みましょう。
また段ボールにビニール袋をかぶせておけば、万が一中身がこぼれても他の荷物を汚さずに済みます。

観葉植物の梱包方法

観葉植物は、動いて葉が傷むことがないよう、段ボールに詰めて隙間をうめ固定します。
また傾いて水がこぼれないよう、段ボールにビニールをかぶせ、底に新聞紙を敷いておくようにしましょう。葉や花の部分はビニールをかぶせておくのがおすすめです。

刃物の梱包方法(包丁など)

刃物類はしっかり梱包しないと、けがの危険性があります。
また包丁などの調理器具とカッターナイフやのこぎりなどの大工道具は分ける必要がありますので、それぞれ梱包方法を詳しく見ていきましょう。

  • 調理器具の刃物
    包丁やハサミは直接触ることがないように、段ボールや厚紙で刃を包みます。抜けたりしないようガムテープでしっかり封をするようにしましょう。表に中身を書き、ほかの調理道具と一緒に梱包します。
  • 大工道具の刃物
    すぐに使うことのない大工道具の刃物は、ひとつずつ梱包してひとまとめにしておきましょう。
    刃物を触ることのないよう、段ボールや厚紙で刃の部分を覆い、表に注意書きを記入します。

貴重品の荷造りのコツ

貴重品は引っ越し業者には任せず、必ず自分で荷造りをして運ぶようにします。
紛失を防ぐためでもありますが、現金や印鑑は引っ越し先ですぐ必要になるためです。また貴重品や高額な品は保険が適用されませんので、引っ越しが終了するまで自分で持っておきましょう。
すぐ使えるように透明なポーチに入れ、肩がけショルダーやウエストポーチに入れておくのがおすすめです。

一人暮らしの引っ越しを楽&効率的にするコツ

一人で全部荷物をまとめるのは大変ですが、早めに準備をして引っ越し後もすぐに開封できるよう準備をしておけば効率的に作業を進めることができます。
ここでは荷造りを始めるタイミングや、引っ越ししてから慌てないためのコツについて詳しくご紹介します。

荷造りは3週間前から始める

荷造りは荷物の量によって作業にかかる時間が変わってきますが、3週間前から始めることをおすすめします。
その理由として、余裕を持った引っ越し作業ができることが挙げられます。一人暮らしの場合、荷物が少ないのでやろうと思えば1週間から10日で荷造りをすることは不可能ではありません。
ただ、荷造りに十分な時間が取れなかったり、段ボールや緩衝材が足りなくなって購入する必要が出てきたりすることもあります。また不用品を処分する時間も必要なので、余裕を持って3週間前から計画を立てるようにしましょう。

  • 3週間前から
    不用品をまとめて処分する、段ボールや緩衝材を準備する
  • 2週間前から
    すぐに使わない物を梱包する
  • 1週間前から
    引っ越し後にすぐ必要になるものを梱包する

いつ開封するかを基準に段ボールを分ける

例えば、台所用品だと、引っ越した日の夜にすぐ必要なものと、当分開封しなくてもいいものがあります。
こういう場合、「台所用品」というカテゴリでひとつの段ボールに梱包するのではなく、「当日開封するもの」「数日以内に開封するもの」「急いで開封する必要のないもの」といった基準で分類しておくと、引越し後の生活がスムーズになります。箱の外側に、中身を書き出しておくとムダなく必要な物がすばやく取り出せるでしょう。

タオルやTシャツを緩衝材の代わりにする

食器類やガラス製品などの壊れ物はエアーキャップ(プチプチのシート)や新聞紙などで包むのが原則ですが、これらの緩衝材は引越し後に大量のゴミになってしまいます。こういう時、タオルやTシャツなどで壊れ物を包んでおくとゴミを減らせます。
梱包が終わったら段ボール箱をゆすってみて、「ガチャガチャ」といった音が聞こえないか、中身がしっかりと固定されているかを確認しましょう。

当日から必要な荷物はひとまとめにしておく

引っ越しの当日からすぐ使う荷物はひとまとめにしておきましょう。
すぐに開封しない段ボールに一緒に入れてしまうと、引っ越し先で段ボールを探すところから始めることになってしまいます。
当日から必要になるものは、引っ越し直前まで使うものであることがほとんどなので、梱包しても段ボールのフタを開けたままにしておきましょう。

すぐに使わないものから箱詰めする

早めに荷造りを始める際には、すぐに使わない物から箱詰めしましょう。
季節外の服やイベントの時だけに使うもの、本など趣味の物が当てはまります。すぐに使わない物から詰めれば、不要なものの判別もしやすくなります。
また引っ越しした後に急いで開封しなくてもいいものなので、負担を減らすことにもなります。

箱を重くしすぎない(重いものは分散させる)

作業をスピーディーに進めるために、段ボールは一人でヒョイと持てる程度の重さにしておくことが大切です。本などの重量物はびっしり詰めず、上半分に隙間をつくっておいて、軽い服などを詰めておくと運びやすくなります。

【まとめ】

引っ越しの準備で一番大変なのが荷造りです。
きちんと梱包しないと破損したり開封時にけがをしたりする可能性もあります。ただ、荷物がたくさんあると引っ越し当日まで片付かないということにもなりますので、引っ越しの日が決まったら、3週間前から計画を立てて荷造り作業を始めるようにしましょう。
赤帽単身引っ越しプロではどこよりも安く迅速に荷物を運ぶお手伝いをさせていただきます。安心の荷物保険も完備しておりますので、ぜひ一度ご相談ください。

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